これからの住まいとして、季節による室温差を少なくし、冷房や暖房のためのエネルギー消費を少なくし、快適・省エネの住まいが主流となっています。加えて室温差による内部結露を減らす事ができることが大きなポイントと考え、健康的な住まいを重視する当社では高い気密性と断熱性能を誇るSHS断熱工法を使用しています。
《SHS断熱工法》
SHS断熱工法とは?
SHSとは、日本だけではなく、世界でトップブランドの評価を頂いている高性能断熱材 スタイロフォーム™ を使用した高断熱・高気密システムです。長い人生を託すことになる大切な住宅を外側からスッポリと高性能断熱材 スタイロフォームで包むことにより様々なメリットが生まれ、快適で安全な高性能住宅を実現することができます。
住宅を断熱する目的とは?
1.四季を通じ快適に、健康に過ごせること。
2.住宅の寿命を伸ばし、財産を守るため。
3.人の我慢を強いずに合理的に省エネを計り、環境に優しい住まいづくりをすること
逆に不快な(不健康)住宅とは?
■風呂・トイレ・廊下等に於ける部屋と部屋の温度差によるヒートショック
リスク:脳卒中・心臓病)
■室内の上下温度差による病気
リスク:冬の足腰の冷え(隙間風による冷気)・夏のクーラー病(天井の火照り)
●結露がもたらす健康問題
■結露の発生(壁体内の内部結露の発生)→■カビの発生→■ダニの発生(死骸・ふん)
→■疾患(アレルギー性皮膚炎・小児ぜんそく・アトピー性皮膚炎など)
省エネで快適な住宅を実現するには?
1.部屋間の温度差をなくす。
2.室内の上下温度差をなくす。
3.結露の発生しない家づくり
(ダニ・カビの発生を防ぐ。住宅の耐久性をあげる(土台の腐朽を防ぐ))
快適な(省エネ健康)住宅とは?
□屋根・壁・床からの熱と湿気の出入りを防ぐ
□隙間をなくし熱と湿気の出入りを防ぐ
□開口部をから熱と湿気の出入りを防ぐ【断熱・気密】
□適切な空調措置【冷暖房】
□新鮮な空気の流れ(空気の清浄)【換気】
快適な省エネ住宅の条件
必須5項目・・・閉じる機能の具備
①断熱 ②気密 ③防露 ④夏期日射遮蔽 ⑤換気システム
付加的項目・・・開ける機能への配慮など
①通風 ②冬期日射取得 ③効率的暖冷房機器
居住者のメリット
①快適性(生活空間の拡大) ②健康 ③省エネ ④建物の耐久性
快適な住まい方
住宅の断熱工法
断熱・気密・防露は三位一体
気密性の四効果(気密性はなぜ必要か?)
1.漏気による熱負荷を削減
2.断熱材の断熱効果を補完
3.繊維系断熱材では防湿も兼ねる
4.計画換気の前提条件の一つ
充填断熱の特徴
【利点】
○断熱材が柔らかく施工しやすい
○断熱材が安価
○断熱材に吸音効果を期待できる
【欠点】
●筋交い部分は断熱材が潰れてしまう
●配管・コンセント周りの処理が必要
●防湿気密層の連続性の確保が困難
●隙間処理が困難で気密性が損なわれる
●間仕切壁の通気止めが必要
●断熱材が水・湿気に弱いので結露現象を招きやすい
●横架材や柱部分が外部に露出する為17%熱ロス
外張り断熱の特徴
【利点】
外側から断熱材で家包み込むので
○壁体内や床下まで部屋と同じ温度
○夏の火照りの防暑対策も万全
○気密性が取り易いので隙間風もない
○断熱材は水・湿気に強く結露現象を引き起こす心配も少ない上に、断熱材の効果も長期に維持出来る
○室内空間が広がる
○構造躯体が保護される
【欠点】
●断熱材が充填品より割高
●外側に幅ける上、施工手間が掛かる
●断熱材に吸音効果は期待できない
スタイロフォームの特徴
【利点】
◎優れた断熱性能
◎優れた耐水性能
◎性能の長期安定性
◎優れた耐圧性能
◎優れた加工性
耐熱・燃焼性
◆加熱変形温度80℃
◆燃焼性
□JIS A 9511 燃焼性合格
□酸素指数26以上
………スタイロエースⅡは指定可燃物対象外
硬質ウレタンフォームは特殊可燃物該当
□爆焼性
………硬質ウレタンフォームは爆燃性あり
スタイロフォームは爆燃性なし
□燃焼生成ガス
………硬質ウレタンフォームは有毒シアンガス発生
スタイロハウスシステム(SHS)の特徴
★日本の高断熱・高気密工法の基礎を創ったパイオニアです。
昭和53年に、従来の充填断熱工法の欠点(壁胎内結露、断熱不足、すきま風など)を解消するため梁、柱などの木造住宅の主要構造部を、断熱材「スタイロフォーム™」を用いてスッポリ覆ってしまう断熱工法が考えだされました。(1978年昭和53年に北大とSHSを開発)これが後のSHS工法であり、日本で初めて「木造住宅の外断熱工法」となりました。
SHS工法は、その断熱の性能の暖かさ、工法の合理性が多くの方に認められ、以来10,000棟以上の実績があります。平成4年の省エネ法改正時には、その実績と性能が認められて、「住宅の新省エネルギー基準と指針」に取り上げられました。現在の「次世代省エネ基準」では、充填断熱工法との性能差が明確に数値で差別化され外断熱工法の優位性が公に認められています。
★常に進化し続けています。
優れた外皮基本性能により最新の設備にも容易に対応。 ゼロエネ住宅、LCCM住宅他これからの規格、基準にも対応しています。
また、遮熱断熱材「スタイロラスター」、防蟻(防シロアリ)断熱材「スタイロフォームAT」、断熱性能をさらにアップさせた「スタイロフォームEX」を開発、より快適、安心な家造りに貢献します。
★信頼性
SHSを手がける工務店は、知識、技術ともに信頼性抜群。何故なら一人一人が全国のSHS会員の代表であり、常に高い意識を持っているからです。
※より詳しくはコチラ●ダウ化工株式会社